【2021年9月の社食情報】ES EXPRESS

「喜ぶ」に通じて祝い事にも使われることが多い昆布は、単に語呂が良いだけではなく、栄養学的にも優秀な食材です。
昆布の独特のネバネバ成分は、「アルギン酸」や「フコイダン」と呼ばれる水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は、コレステロールを低下させたり、血糖値の急激な上昇を抑えたりと生活習慣病予防に効果があります。他にも、カルシウム・鉄・カリウムなど、不足しがちなミネラルも豊富に含みます。
なすは、重量の93％と水分を多く含む野菜のため、「栄養がない」と言われることがありますが、食物繊維やカリウム・葉酸・ポリフェノールなど、体に必要な微量成分を含んでいるため、決して「栄養がない」野菜ではありません。特に、旬の時期には安価で手に入りやすい野菜ですし、和・洋・中と色んな料理に使うことができるため使いやすい食材です。
「あらまき鮭の昆布巻き」に使用されている昆布や「ピリ辛なす味噌」に使用されているなすに豊富に含まれるカリウムは、冷たい水を一気に飲んで体がだるくなった時やむくみが気になる時の水分排出機能に効果があるため、暑い季節の体調管理にお勧めの組み合わせです。