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管理栄養士こむらん
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冷蔵庫&冷凍庫は毎日の生活では欠かせない家電です。 買ってきた食材の保存や作った料理の保存はもちろんですが、うまく活用すれば料理の時短にも活用できます。 ひと昔前までは、出来合いのチルド商品や冷凍食品、冷凍野菜などはあまりおいしくないイメージでしたが、調理技術の進化により新鮮な食材を新鮮なうちに加工・調理して閉じ込めるチルド商品や冷凍食品は味も良く栄養価も高いことが分かっています。 今回は、家庭での冷蔵庫&冷凍庫の活用術についてお話したいと思います。
冷蔵庫や冷凍庫の収納といっても、買ってきた食材を入れるだけなんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、収納の仕方や保存の仕方を少し工夫することで省エネにつながったり、ムダ時間を省けて時短になります。
冷蔵庫はパンパンに物を入れないほうがいい。ということを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか? 冷蔵庫は庫内の空気を冷やして循環させているためにパンパンに食材を詰め込んでしまうとうまく冷やすことができなくなってしまいます。特に、注意したいのが冷気の吹き出し口周辺です。冷蔵庫の種類によって、冷蔵庫の上部であったり側部であったりと場所は違いますが、冷気の吹き出し口周辺に物を置いてしまうと冷気が循環することができなくなるため、冷蔵庫の冷却効率が悪くなってしまいます。 大まかな見た目でOKですが、冷蔵庫は棚の1/3のスペース(特に冷気の吹き出し口周辺)を開けておくことが、ポイントとなります。 一方、冷凍庫とはというと逆に冷凍庫は食材をしっかり詰めて入れたほうが余分な電力を使わず保冷効果が高いといわれています。 食材自身が氷の塊となりお互いに冷やし合う効果があるためです。 地震や落雷などの非常時に停電した際も、冷凍庫に食品が詰まっているとお互いに保冷剤のような役割となり冷凍庫の温度の上昇を抑えてくれます。
せっかく作った料理を冷蔵庫に入れていても、間違った保存方法をしていると菌を増殖させてしまう危険があります。
出来上がった料理は熱い状態で冷蔵庫や冷凍庫に入れないようにしましょう。 熱い料理を入れると庫内の温度が上がり、周りの食材を傷めてしまう危険性があります。 また、料理をする際熱々の食材を冷ます工程で冷蔵庫や冷凍庫を使う人もいるかもしれませんが、これも同じ理由であまりよくありません。熱効率の点から考えても、急いで冷ましたい場合は冷蔵庫や冷凍庫にいれるより、氷水にあてたり、うちわであおいで混ぜたりしたほうが早く冷めます。 料理を保存する際は、常温(20℃)程度まで冷まして保存するようにしてください。
冷蔵庫の扉の開閉に時間をかけると庫内の温度が上昇してしまい、せっかくの冷却効率が低下してしまいます。 一般的に冷蔵庫の扉を10秒開けたままにすると庫内の温度は3~5℃も上昇するといわれています。さらに、上昇した庫内の温度を元に戻すには10分以上もかかるといわれています。扉の開閉の回数と時間は最小限にしましょう。 扉の開閉を少なくするコツは、「見える化」「まとめる化」の2点です。 「見える化」は、死角を作らないように食材を詰め込み過ぎないようにすることです。中身が見える保存容器やジッパー袋に食材を保存することにより、「アレはどこだっけ??」と冷蔵庫の中をゴソゴソ探す時間をカットします。 「まとめる化」は、よく使う食材や同じ種類の食材を1つのカゴやトレーにまとめることです。カゴやトレーにまとめることにより、取り出しやすくなるため、冷蔵庫の扉を開けている時間が短くなります。また、カゴの位置も定位置にしておけば探す手間も省けてGOOD♪
冷蔵庫の温度は、3~5℃(野菜室で3~8℃)です。低温のため庫内は乾燥しており、低温や乾燥が苦手な食材を保存するのは不向きです。 普段何気なく冷蔵庫に入れている野菜でも、適切な保存方法で保存すれば味や栄養価を落とさずおいしく食べることができます。 ただ、注意していただきたいのが、常温保存可能な野菜に関してもカットしてからは清潔な保存容器に入れて冷蔵庫に入れて早目に使うようにしてください。
直射日光の当たらない常温で保存。冷蔵庫で保存する場合は、個別にラップで包んでジッパー袋に入れる。※冷蔵保存すると追熟がすすみにくくなります。
直射日光のあたらない常温で保存。※基本、土付きの物は土付きのまま保存する。
個別にラップで包んでジッパー袋に入れたら冷凍保存。※冷蔵保存はせずに、冷凍保存。
冷凍庫は冷蔵庫と比べても長期保存ができるため便利ですが、食材によっては分離して食味が変わってしまったり、味が落ちてしまうものがあるので注意が必要です。 特に水分が多い食材は、冷凍する時に食べ物の細胞の中にある水分が膨張して細胞壁を壊してしまいます。解凍する際に細胞壁内の水分が抜けてしまうため、食感や味が悪くなってしまいます。
サラダなど生で食べる場合は形が崩れてしまい冷凍保存は不向きです。豆腐やこんにゃくは冷凍すると本来の食感とは全く別のものになってしまいます。 ※あえて変わった食感を生かして調理する場合があります。
スカスカした食感になってしまうため、冷凍保存したい場合は、下味調理をしてから冷凍することをお勧めします。
乳製品は水と油が分離して食感が悪くなるため冷凍しないほうがよいです。※ホワイトソースなど調理加工をする場合は冷凍することはできます。
近年、市販の冷凍食品はどんどん進化していますが、その秘密は業務用冷凍庫による『急速冷凍』にあります。 家庭用冷凍庫の温度がマイナス18℃前後に比べて、業務用冷凍庫の温度はマイナス30~40℃と低い温度設定になっています。そのため、細胞壁を壊さずに冷凍することができるのです。 家庭で食材を冷凍するためには、できるだけ素早く凍らせる工夫がポイントとなります。 素早く凍らせるためには、『しっかり絞ったり、ペーパーで拭いて余分な水分をとっておく』『食材の厚みを薄くして早く凍るようにする』『食材を熱伝導率の高い金属の容器の上で冷やす』などの工夫をするとよいでしょう。
買い物にいけなかったり、料理の下ごしらえをする時間がなかったり、忙しい毎日に活躍するのが「下味調理」の冷凍ストックです。 常備菜も副菜としては便利なのですが、メイン料理としては使いづらく、毎日同じおかずが出てくると飽きてしまったり、保存期間も3~5日とあまり長くはありません。 「下味調理」をした肉や魚を冷凍してストックしておくと、味付けいらずでいろんなアレンジができるので飽きない料理を簡単に作ることができます。 しかも、冷凍保存なので保存期間は約1ヶ月と長く、まとめて作ることもできます。 さらに、肉や魚に味付けをして冷凍することにより、食材の中にしっかり味がしみ込み肉質を軟かくする効果もあり一石二鳥です。 今回は、以前に紹介した基本の『照り焼きダレ』『味噌ダレ』『塩(麹)ダレ』以外にも使いやすいレシピをご紹介します。
『肉(牛肉・豚肉・鶏肉)や魚3~4人前(約400g)に対して、以下の分量の味付けを揉み込み、ジッパー袋に入れたら空気を抜いて平らにして冷凍保存』します。 保存期間は約1ヶ月。 解凍せずに凍ったまま調理OKなので忙しい日もすぐに使えます。
アレンジも無限大ですので是非お試しください♪
おいしい料理を作ることと食べることが大好きです。 皆様の食生活をより豊かにするお手伝いができればと思いますので、よろしくお願いします。
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